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ガスクロマトグラフ(GC)のカラム使用上の注意点

  (GC:Gas Chromatograph)

 
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 カラムは決して安価なものではないので、出来るだけ長く使用するためには一定の注意を払う必要がある。


 例えば、キャプラリーカラムの場合、使用温度は当然のことながら必要以上に上げないように叱ればならないことはもちろん、安易に高温測定に頼らないようにするのもカラムの寿命を延ばすことに繋がる。特に、不揮発性や難揮発性(高沸点)のものをカラムに持ち込まないようすることが重要である。こういった成分が入ると、コンディショニングで必要以上の高温処理が必要になる。また、難揮発性以外にも、強酸や強アルカリはダイレクトにカラムにダメージを与えるので注意が必要である。例えば、前処理でこういった夾雑成分を取り除く、プレカラム(ガードカラム)を用いるのも一つの方法である。
 また、大気も含めた酸素の混入にも注意が必要である。カラム中に酸素がある状態で昇温した場合、液相(固定相)がダメージを受けて、吸着能が低下したり、硬化することがある。十分な置換などを行う。
てみるタイプのカラムであると言える。ただし、様々なものを測定することになるのでカラムのダメージには注意しなければならない。

  • クロマトが非対称になる
    どうしても汚染が検出される
    目的に合わせた測定条件が分からない
    安定したデータが得られない

    こんな時はJRLにご相談ください

 もしも、不幸にしてカラムがダメージを負った場合はできるだけ早く気付くことも重要である。通常カラムのダメージは入り口付近から発生するので、早く気付けばダメージ部分だけ、数十cm程度除去することでリフレッシュすることができる。その後、コンディショニングを行う。また、一部(架橋型カラムなど)では溶媒洗浄が可能なものもあるので、メーカーに確認して行う方法もある。ただし、線上による影響がゼロではないので、洗浄後の状態確認は必須である。


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