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LCにおけるカラム使用上の注意

   
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 カラムは決して安価なものではないのでできるだけ大事に使いたいものである。また、コストの問題だけではなく、気付かない内にカラムがダメージを受けていてデータに影響するということも考えられる。そこで、これらのことを踏まえてカラムの寿命を少しでも伸ばし、健全な状態に保つ代表的注意点を解説する。

 まず、最も気を付けたいのは不要な刺激をカラムに与えないことである。ここで言う不要な刺激とは、振動や圧力変動(特に急激な)である。これはHPLCのカラムは重点型カラムであることから、これらの刺激によって重要状態が変化してしまうためである。例えばカラムを交換する場合も、必ず圧力が完全にゼロになっていることを確認して行うことが必要である。また、測定中も不必要に高圧をかけないにする。


  • 前処理の方法が分からない
    クロマトが非対称になる
    どうしても汚染が検出される
    目的に合わせた測定条件が分からない
    安定したデータが得られない

    こんな時はJRLにご相談ください

 分析終了後の洗浄もカラムを健全に保って寿命を延ばすためには重要である。洗浄は通常、溶離液と同じものを用いるが逆性(親水、疏水)のものが残っている可能性がある場合にはそれらに合わせた洗浄液を流す。ただし、ここでも必要以上に流したり、圧力をかけないようにしなければならない。洗浄時間としては、少なくとも内容積の数倍以上の洗浄液が流れる条件が望ましい。



 測定前のフィルタリングを適切に行うことも重要である。これによって、会部析出を抑制できるとともに、プレフィルターの目詰まりを抑制することにもつながる。また、水系溶媒を頻繁に使用していると疎水性成分(脂溶分)がカラム内部に蓄積することがある。これを避けるためには、ガードカラムを使用したり、週一回程度を目安に有機性溶離液で洗浄する方法が有効である。なお、長期保管する場合には、十分洗浄した後、メタノールなどの有機溶媒で置換しておく。



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