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技術者たる者スケベであれ(技術者の探究心)
「技術者たる者スケベであれ」、この言葉を聞いていったい研究開発とスケベとの間にどんな関係があるのかと首を傾げる方も多いと思います。実は、両者には大きな共通点が存在します。それは、大いなる想像力と探究心です。
町で後ろ姿のきれいな女性やかっこいい男性を見かけたら、誰しも顔を想像するものです。そして、正面に回って見てみたいと思ってしまうのです。スケベ心は、この想像力と願望が全ての出発点になっているのです。
また、子供は良くやりますが自動販売機の釣銭口に手を突っ込んで取り忘れが無いかとを見てしまいます。そして、仮に首尾よく10円でも見つけたら、その奥にもっとないか、商品の取り忘れはないか、他に自販機がないかを探して、どんどん手を突っ込んでいきます。そう、最初の願望は見つかったら超ラッキーぐらいの気持ちが、見つかることで即座にその次の願望を生み出すという、無限のスケベ心、探究心の高さがここに存在しているのです。
研究開発も同じことです。この現象の原理はどうなっているのだろう、どうやったら目標(願望)を達成できるのだろうという探究心が研究開発には必須といえます。そして、一つの目標を達成しても、その先には何があるのだろうという想像と探求を繰り返していくことで更なる高みへと到達することができるのです。
そして、実験条件を検討して、ある目標が達成できたとしても実はもっと良い条件が存在しているのではないかと考えて、検討をさらに進めていくことも研究開発にとっては極めて重要なことになります。スカートの中が見えそうになったらもっとよく見える位置はないものかと思案するのと同じことです。
このように、技術者とはスケベ心の塊であることが理想的とも言えるのです。両者の違いは、その対象が人間であるのか、サイエンスの原理であるのかということ、そして、実践すべきでないことか、率先して実践すべきことかということだけなのです。心理の持ち方は同じといっても良いのです。
ただし、これも両者に共通することですが、節操のないスケベであってはいけません。二十歳前後の若い人も還暦を越えたようなご老人でも、どんな相手であっても節操なく追い掛け回しては単なるドスケベでしかありません。ちゃんと、相応の対象に絞ってスケベ心を発散するのが節操あるスケベです。
研究も同様で、理屈も理論も何も無く、ただ闇雲に何でもかんでもやってみなければ分からない式で絨毯爆撃をするようなやり方はドスケベと同じです。疲れるだけで、得られるものは努力に見合ったものにはなりません。どんな場合でも、理屈の通った仮説の範囲の中でスケベ心を発揮して進めていくのが正しいやりかたです。
そう、技術者たる者、節操あるスケベとなって研究を進めるべし。
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