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モチベーションの真理


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 何かを成し遂げる、目標を達成するために必要なことはなんでしょうか。当然ながら、知識や情報、スキルは必要となります。また、人脈というのも特に現代においては重要な要素と言えるかもしれません。しかし、それだけでは目的を達成すること、何かを成し遂げることはできません。もう一つ、とても重要で必要不可欠な要素があるのです。

 それは、「モチベーション」です。人が行う限り、いくら知識や情報、スキルがあったとしても、モチベーションが生まれなければそれらは十分に機能しません。俗に言う、「やらされ仕事」では進歩、ブレークスルーは望めず、通り一遍の最低限のアウトプットしか期待できません。モチベーションを持って事に当たるからこそ、プラスアルファの努力、一歩進んだ結果、すなわち、進歩・ブレークスルーが生まれるのです。

 では、そのモチベーションを生むものはなんでしょうか。残念ながら、一律に定義することはできません。人それぞれ、パーソナリティーや立場、置かれた状況、シチュエーションなどによって千差万別、ケースバイケースです。ただし、とはいうもののいくつかのベースとなるものはあげることができます。


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 モチベーションを生むものを一言で表現するなら、それは「うれしさ」です。その目標を達成することによって得られるうれしさです。自分にとってのうれしさを感じることができれば、モチベーションは自然と生まれてきます。では、そのうれしさは何処からもたらされるのでしょうか。現実的で身近なものは、評価や報酬などです。その目的・目標の達成によって、直接的、間接的に得るものがあるということ、そして、その得られるものが欲しているもの、自分にとって価値のあるものであればモチベーションが生まれるのは当然と言えるでしょう。


 これは外面的なモチベーションの源泉ですが、内面的なもののひとつとして、対象に対する興味があげられます。自分自身も興味を持てる対象であれば、自然と創意工夫して進めたくなるということは容易に理解できるはずです。興味を持って事に当たることができれば、一つの答えにたどり着いたとしても、更なるもっと満足できる答えを求める気持ち、すなわち、モチベーションが生まれるのです。

 では、逆にモチベーションを阻害するものは何でしょうか。最も大きな障害となるのは、その対象を実行する目的、理由が分からないことです。なぜ行うのか、その意味は何か、それによってどんな効果があるのか、といった目的や理由が分からなければ、当然ながらそれはやらされ仕事でしかなく、モチベーションを期待することはできません。したがって、モチベーションを持って事に当たることを望むのであれば、目的や理由を明確にすることが必要不可欠であると言えます。これは、他人に依頼する時、依頼される時はもちろん、自分の必要に迫れてという場合でも、明確に認識することが重要となります。

 しかし、現実には必ずしも興味を持てるとは限らず、また、目的や理由が明確になったとしても納得できないこともあります。では、そんな時にはどうすればよいでしょうか。一つには、「うれしさ」を探すということがあげられます。具体的には、どんな些細なことであっても良いので、その行為、努力によって起きるプラスのリストを考えるというのも一つの方法です。また、一歩引いて考えることができれば、何がモチベーションに対して影響を与えているかを考えるのも有効です。もちろん、プラスの影響を与えている要素はより強く拡大し、負の影響を与えているものは排除や置換によって縮小させることを考えます。

 ここで上げたのはほんの一例でしかなく、モチベーションコントロールは容易なことではありません。しかし、人の行為においてモチベーションはその基盤を構成するものであり、最も重要なものの一つです。自分に最も適したモチベーションコントロールの方法を探して、身につけることができれば、それはどんな知識にも勝るとも劣らない強力な武器になります。

 JRLでは、「うれしさ」をキーとしたモチベーションマネジメントを実践するための人材育成の方法を提案し、実現しています。

   
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