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意味のある分析をする
分析相談を受けていると、様々な相談者いることに驚かされます。訳はは分からないが、上司にとりあえず分析相談してみるようにいわれているだけの人、分析のことは良く分かっているつもりで何も考えないでとりあえず言われた通りに分析すればよいと言う人など数え上げればきりがありません。
ただ、しばしば感じることは、この分析を進めていって本当に意味があるのだろうか、この人の目的は本当に達成できるのだろうかと心配になるのです。決して少なくはない予算と、それなりの日数をかけて分析をするのに、想像以上に深く考えていないケースが多いことに驚かされます。
また、話をしていっても、いつまでたっても目的が見えてこないことがとても多いのも事実です。何のためにこの分析がしたいのか、この分析から何を言いたいのか、分析結果の使い道が分からないのです。もちろん、依頼者本人に聞いても応えは帰ってきません。ひどい時には、この分析の結果が出れば問題は解決するのか、解決には繋がるのかと確かめると、答えられない事すらあります。
データは出るが、課題・問題が解決しない |
分析をしたら何か分かるだろう、という藁にもすがる思いのケースもあります。どこから手をつけて良いか分からないから、とりあえず分析を行って足がかりを作りたいという思いが分からないでもありません。しかし、それでも何らかの考えは持っていなければならないと思います。当たりをつける、足がかりを作るのであれば、それにあった分析計画が必要になります。また、そんな場合でもあっても手当たり次第に適当に実施するのではなく、何らかの理由は持っているべきでしょう。
何度も述べている通り、分析は手段なのです。手段とは、目的があって、出てきた結果の使い道が決まっていてこそ意味を持つものなのです。にもかかわらず、その出口の部分があやふやな状態では、如何に分析といえでも十分に発揮することはできないでしょう。
分析を利用する場合も、実験と同じで、なぜその分析をするのか、どのように結果が活かされるのかということを常に考えていなければなりません。
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