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ジャパン・リラーチ・ラボ(JRL)は、明日の飛躍をお手伝いいたします。
分析は論理的に進める武器
全ての事象には、理由(原因)が存在します。そして、それを突き止める方法が実験なのです。そして、実験は必ず論理的、客観的でなければなりません。それが、恣意的なものであったり、論理的根拠を持たなければ、そこから得られる結果は採用されるべきものではありません。
真の目的、最終ゴールから計画に落とし込まれた道程を進んで、最終ゴールに到達するためには、論路的プロセスが必要不可欠なのです。そして、論理的プロセスを進んでいくためには、もちろん、論理的思考力を持っている必要があることはいうまでもありません。そこに、勘や思い入れなどが入り込む余地はありません。
しかし、技術者がそのような思考力を持っているだけでは片翼で空を飛ぶようなものです。論路的プロセスを進むための土台となるのが、客観的事実なのです。客観的事実なしにどのような理屈を語ろうとそこには何の意味もありません。覆りようのない、誰もが納得できる客観的事実があってこそ、その上に成り立つ論理的プロセスが意味を持つことができるのです。
そして、この客観的事実を得るための唯一の方法が実験であり、そのための唯一の手段が分析なのです。分析によって得られた客観的データに基づいた実験結果だけが、ただひとつの客観的事実となることができるのです。
すなわち、研究開発やトラブル解決などの如何なる技術プロセスにおいても、分析は欠くことのできない重要なものなのです。
データは出るが、課題・問題が解決しない |
技術プロセスにおいては、どのような場合も現状を知ることから全てが始まります。そして、現状知るための唯一の手段が分析なのです。すなわち、全ては分析から始まるといっても過言ではないでしょう。そして、実験結果を検討するためにも事実を把握するために分析を必要不可欠なものです。そうした客観的事実に基づいてこそ論理的プロセスを進めることができるのです。
研究開発、トラブル解決などその対象に限らず、技術の世界においてはそのプロセスは論理的でなければなりません。そして、そのためには客観的事実の把握が必要不可欠なことであり、そのための唯一の手段が分析なのです。すなわち、分析は物事を論理的に進めていく上で必要不可欠な最大の武器であるのです。
この事を言い換えると、優れた技術者であるためには分析を有効に活用するスキルを持っていることが必要不可欠といえます。すなわち、分析を使いこなせない者、軽視する者は客観的事実に基づいた論理的思考プロセスを進むことができないということなのです。
ただし、必ずしもあなた自身が分析を実行できる必要はありません。同僚であろうと、外注であろうと、何らかの形で分析を自分の実験プロセスの中に取り込むことができればそれで良いのです。重要なことは、「分析の使い方」を身に付けていることなのです。
しかし、自分の専門外である分析を極めることなど現実的でなく、外注においても依頼者と受託者という利害が絡む関係の中では客観的判断を期待することは難しくなります。そのようなときにこそ、上手く仲介役を活用することでより望ましい結果を得ることができるようになるのです。
技術者として、必要不可欠な論理的プロセスを進んでいくための最大の武器である分析を上手に、有効に活用しなければなりません。
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