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暗黙知としての開発技術・実験の考え方とその可視化、技術継承の方法セミナー・講習会

 ~組織と技術の自律的成長を生む技術継承の戦略と方法~

実験技術、開発技術を継承するとは

開発力の底上げと平準化

技術継承による継続的発展と成長

 技術継承というとどうしても生産技術にスポットが当てられがちですが、研究開発、特に開発・実験技術の継承も必須のものの一つです。開発・実験技術は生産技術のように定まった固定的なものではなく、ケースバイケースでその時その時に考えていくものでもあるので、マニュアル化も難しいと言えます。そのため、これまで開発・実験技術の継承についてはほとんど触れられてこず、個人の力量に任されていました。しかし、スピードと効率化、人材の流動化が激しい現代においては、開発・実験技術の継承も生産技術と同様に継承を推進することが必要不可欠です。

本講演では、特に開発・実験技術にフォーカスして、技術継承の本質の理解と共に、発展的成長へと繋がる技術継承戦略の考え方、そして、その戦略を実現するための具体的方法(伝える内容、伝え方、技術の情報化)について、暗黙知と形式知という考え方や行動心理学の考え方を取り入れて解説します。

受講者の声

 
  • 良くない事例がまさに私の周辺環境の現状を言い得て妙でありまして、それ故に次に取り組む際にそのまま適用できる考え方が満載でありました。
  • 以前から何となく問題意識として持っていたことが、今回の一連の説明の中ではっきりと再認識された。
  • ベテランの知見を継承するうえで、何にフォーカスしないといけないかが明確になった。
  • 継承する技術について、実験のやり方を継承すればよいと思っていたが、間違っていたことが分かった。
  • 今回の研修では、どうしてよいかわからなかった「技術伝承」、「納得感がある教育」について明確な答えを得ることができました。
  • 技術伝承というぼんやりしていて特に難易度の高い開発技術の継承というテーマについて新しい考え方が得られました。
  • 自分が考えている以上に開発技術継承の範囲が広かったことに気づけ、開発技術継承の何がが難しいことも確認できたので良かったです
  • 技術伝承にかかわる話で、「暗黙知」というものはよく聞いていたのですが、漠然とした認識しかなく、「理由や背景」や「選定理由」など具体的にどのようなアプローチで探っていけば良いかが分かったのは大変助かりました。
  • 部署の人員構成が特殊で私が技術を継承する対象者が10~15歳くらい離れており、
    何を軸に伝えればよいのか悩んでいたが技術継承のほうを体系的に教えていただき
    大変参考になりました。
  • これまでの自分たちのやり方で良くなかった点が分かった。
  • 具体的な技術継承のやり方を書いている点が分かりやすく今後に生かせそうであった。
  • 暗黙知・形式知の整理、継承者・受けての心構えや考え方の準備、組織として求められる対応等の整理ができた。
  • お話がうまく、非常に理解しやすかったと感じました。講義内容のレベル、量もマッチしていました。
  • 参加者の皆さんのためになろうという意識を感じさせて頂いた。
  • 聞きごたえあり、 講義中の補足もとてもわかりやすく、理解が深まりました。 ありがとうございました。


セミナーのお申し込みはこちら 本セミナーには受講特典がございます。

JRL主催セミナーはセミナー会社等との共催では含まれない、実施されない

 ・追加の内容、解説
 ・例題や演習等の追加
 ・講義中に実施した演習の回答に対するコメント、アドバイス
 ・お申込みがお1人でも原則として開催(中止による面倒な事務処理が不要)

が含まれ、より詳細に深く学び、実務での活用を促進することができます。
また、主催セミナーだけの特別受講特典も利用することが可能です。


 実施日  2023年12月15日 10:30-16:30
(日程が変更になっています)
 実施方式  Web配信(Zoom)
 受講料  税抜き49800円(税込み54780円)、テキスト付
 講師  ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹
 備考  【ZoomによるLive配信】
 ・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 ・お申し込みにあたり、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
 ・後日、別途受講用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
 ・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご受講ください。
 ・リアルタイムで講師へのご質問も可能です。
 ・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。

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一般的な文系ベースの概念的研修にはない 理論と納得感に基づく論理的人材育成を提供します


主な対象
・マネージャー、課長、管理者層
・研究所長、部長、部門長
・経営層
・中堅(受け手側&若手育成者として)
・企画、計画サイドとしてのスタッフ部門
 など
 
修得できること
・本来のあるべき開発・実験技術の継承
・技術継承の考え方と方法
・保有技術の可視化と情報資産化
・継続性と発展の両立
・基盤人材戦略
など

  特徴

  • 個人に委ねられ、属人化している開発技術、実験技術を共有してレベルアップ
  • 開発力のバラつき、ムラを無くし、平準化して底上げを実現
  • 技術継承によって人を育てる
  • 技術の継続、発展、人材育成による事業の発展
  • 未来を創る技術継承システムの構築


主な内容


【イントロダクショ】
 開発技術とは何か、実験技術とは何か、そして、技術継承とは何かを、生産技術との対比を踏まえながら解説します。
 ・開発・実験技術とは
 ・生産技術との違い
 ・技術継承とは
など

【開発・実験技術継承の目的】
 個性が求められる研究開発の現場に理解を得るために、なぜ技術継承が必要なのかを整理します。
 ・なぜ継承するのか
 ・ダークスポット
 ・開発・実験と継承
など

【なぜ継承が難しいか】
 対応を考えるために必要不可欠な原因を理解するために、研究開発の現場で技術継承がなぜスムーズに進まず、難しいのかを解説します。
 ・本質的課題
 ・現実的な現場の課題
 ・情報化の難しさ
 ・大いなる誤解の存在
など

【開発・実験技術継承における課題】
 特に研究開発の現場において技術継承の障害となる課題、要因について、その対応を含めて解説します。
 ・伝える側の課題
 ・受け手の不在
 ・責任と原因の帰属
 ・継承における心理的課題
 ・現場担当者任せの課題
 ・関係者の納得
など

【技術継承と暗黙知】
 開発技術に限らず技術継承のコアでもある暗黙知について、本当の技術継承とは何かというところから解説します。
 ・継承継承とは
 ・ナレッジと暗黙知
 ・暗黙知の構成要素
 ・暗黙知と形式知
など

【継承プロセスとは】
 実際の技術継承プロセスを示すと共に、継承技術を可視化するために必要不可欠な質問テクニックや可視化の方法などについて解説します。
 ・技術の顕在化
 ・顕在化のポイント
 ・重要な顕在化の方法
 ・ヒアリングとインタビュー
 ・4Q
 ・質問のポイント
 ・フロー化
 ・トップダウン&ボトムアップ
 ・フローの深掘り
など

【開発・実験技術継承のキーポイント】
 開発技術を継承する上でどこに注目すべきか、抜け落ちがちな部分、そして、伝えるテクニック、関わる伝え手と受け手の考え方などの技術継承の実務における重要ポイントについて解説します。
 ・経験知
 ・形式知化の向こう側
 ・手順の後ろにあるもの
 ・技術力の継承
 ・ノウハウ・技術以外に伝えるべきこと
 ・継承すべき見えない技術
 ・継承することの本質
 ・ソフト要素
 ・継承の内的プロセス
 ・スタートとゴール
 ・伝えること
 ・人を動かす伝え方
 ・熟練者とは何か
 ・継承≠コピー
 ・言葉の重要性
 ・トップの旗振り
 ・バランス
 ・失敗の価値
 ・特異点の重要性
 ・二つの成長
 ・伝承者、被伝承者の「うれしさ」
など

【開発・実験技術継承の準備】
 開発技術の継承をスムーズに進めるために必要となる技術継承の準備について解説します。
 ・意識統一
 ・棚卸
 ・技選
 ・選別
 ・人選
など

【開発・実験技術の可視化と継承】
 実際に開発技術を継承する実務におけるポイント、テクニックと共に、継承すべき実験の考え方やテクニックについて解説します。
 ・開発・実験技術とは何か
 ・上位概念化
 ・開発・実験技術(スキル)の分類と解説
 ・流儀
 ・動作の継承
 ・思考の継承
 ・プロセスへのアプローチ
 ・フェーズの可視化
 ・実験パラメータ―の考え方
 ・実験操作の可視化
 ・実験プロセスの比較
 ・裁量バランス
など

【伝えるべき実験の考え方の基本】
 実験プロセスを深掘りしながら、その中の何をどのように継承していけばよいかについて、各自の現状分析演習も交えながら解説します。
 ・必須の実験検討項目
 ・演習

【技術継承の方法(伝え方と教え方)】
 伝え方、教え方を中心に具体的にどのように技術継承を行うのかに加えて、継承実務のコアとも言えるOJTについてなぜうまくいかないのか、正しいOJTとはどのようなものなのかについて解説します。
 ・継承のパターン
 ・継承技術のブレークダウン
 ・認知バイアスの罠
 ・まず知る
 ・OJTが機能しない理由
 ・正しいOJT
 ・良い訓練とは
 ・ソクラテス式
 ・以心伝心
 ・「動」で伝える
 ・徒弟制度
など

【継承のためのコミュニケーション】
 技術継承を単なる手順のやり取りで終わらせないために必要不可欠なコミュニケーションについて解説します。
 ・コミュニケーションとは
 ・心(マインド)のリンク
 ・伝えたいこと、聞きたいこと
など

【育成と継承】
 人材育成でもある技術継承において求められる育成的観点について解説します。
 ・時代・社会の変化
 ・伝える側の教育
 ・受け手の事前教育
 ・メンタリティー
 ・アフターフォロー
 ・オーバーラップ
など

【補足ポイント】
 よりスムーズに、効率的に、確実に開発技術を継承するために必要なポイントを補足解説します。
 ・記録と継承
 ・開発、モノづくりへのフィードバック
 ・継承だけで終わらない
 ・非属人化の日常化
など

【まとめ(継承のゴール)】
 ・継承の基本フロー
 ・継承プロセスの改善
 ・質疑

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