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マニュアルコーチングの限界
そもそも、上司を持ったこともない、部下を持ったこともない、そして、部下になったこともないような人、社会の中で色々な困難に立ち向かって克服してきた経験のない人が、本当の意味でのコーチングなどできるのでしょうか。さらに言えば、ろくに組織に属したこともないような人が、組織の問題が関係する対象に対して的確なコーチングができるのでしょうか。夜も眠れず、食事も滞るような悩みを抱えたことがない人が、そんな悩みを抱えた人たちを理解できるでしょうか。もちろん、これらの条件を満たしていれば良いというわけではありません。当然ながら、それらの状況の中で適切で意味のある経験をしてきていなければなりません。言うなれば、これらは必要条件ではあるが、十分条件ではないということです。
こんな風に必要な経験が無い人でも、10年とか20年とかコーチをやっていると、そういった経験も間接的に得ることができてはきます。しかし、あくまでも間接的にクライアントから得た情報を元にした机上の経験でしかありません。また、その間は完全ではないコーチングを行うことになり、クライアントの人たちは、お金を払ってコーチの経験値を上げるお手伝いをしていることになります。しかし、資格を持っているから私はプロのコーチですと言って看板を上げているケースは少なからずあります。もちろん、この資格も私的に近いものです。
中には、そんなことはコーチに限らず、他の士業、国家資格を持っている人たちでも同じことだと反論する人もいるかもしれません。確かに、その意見も一部は正しいと言えるでしょう。しかし、圧倒的に違うことがあります。一つは、たとえば医師であれば一定の実務訓練期間が課されています。そして、もう一つ、最も大きな違いは、そういった人たちは自分の仕事に対して大きな責任を負わされています。場合によっては法的な責任を負っています。
もちろん、すべてのコーチがこうだというわけではありません。社会経験はなくても良いコーチの方も中にはいらっしゃいます。しかし、それらの区別は外からはつかず、すべてが同じ土俵に上がれてしまうというのも事実です。
多くのコーチたちは、体験コーチングを実施していますから、上手にそういったものを利用して、本当に役に立つコーチなのか、自分の目的を達成する助けになるのか、ということを十分に見極める必要があります。決して、適当な資格を持っているから良いというわけではありません、それは単にマニュアルコーチングができることを示すだけでしかありません。また、コーチングでは、かなりの割合で人には話しにくい、話したくないようなプライベートに踏み込んだ話をすることになりますから、人間性も含めて十分に吟味しなければなりません。
マニュアルコーチングでは、答えはあなたの中にあると言い、実行するという責任をクライアントに課します。言うなれば、コーチングの成功の是非はクラインアントにあると言っているようなものです。もちろん、クライアントにも責任の一端はあります。いくら良いコーチングを行ってもクライアントが何もせず、動かなければどうしようもありません。しかし、それだけではありません。いかにレベルが高い良いコーチングを行うかという責任はコーチにもあるのではないでしょうか。
JRLで行うコーチングは、実社会での豊富な経験を持つコーチが様々な皆様の課題や悩みに対応した、本当に役に立つコーチングを行います。
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