効率的、確実に目的を達成できる実験の考え方と具体的方法セミナー・講習会
実験のあるべき姿とは何か
如何にして効率的な実験を組み立てるか
単なる実験計画法ではない実践的考え方
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研究開発、商品開発などR&Dにおいて実験は必要不可欠なものです。そして、開発においてはスピードと効率性、確実性が要求されており、その実現を左右する最も重要なものの一つが実験であると言えます。そのため、実験計画法などの研修や教育も行われていますが、残念ながらそういった研修の多くは個別的なテクニックの方法論としての説明でしかないため、実務で使えないという声が多く聞かれます。
最も必要とされる、実験ノウハウや、実験そのものの考え方、計画の立て方など、実験実務は現場任せ、本人任せとなっているのが実状です。そのため、それぞれが自己流で実験技術を蓄積していくため、レベルもバラバラで、部署として、会社としての蓄積も生まれません。その結果、人員間、部署間でのバラつきはもちろん、属人的となることで実験技術の継承が行われず、時間軸でのバラツキも生んでいます。
本セミナーでは、従来のいわゆる統計的な手法としての「実験計画法」の進め方ではなく、実験そのものの考え方や計画の立て方、実験実務の進め方といった、根幹部分に重点を置いて、さらには、それらを如何にして教育、継承していくかという点についても詳細に解説します。
受講者の声
- 実験業務を行う上で、基本的なことですが疎かにしてしまっている部分を再認識することができ、非常に有意義なセミナーでした。
- 経験に基づいた話で非常にわかりやすく、聞きやすい講演でした。
- もっと早く、若手のだったころにこのような講義を受けたかった。部下にはぜひ受けさせたい。
- 説明の早さがとてもよく、わかりやすかったです。また、質問にも丁寧に回答頂き、理解が深まりました。
- 目的は果たせたと感じております。本セミナーで得た知見を活かしていきたいと思います。ありがとうございました。
- 質問にも丁寧にお答えいただきありがとうございました。
- 仮説の考え方から、実験ノートの考え方など非常にわかりやすい内容でした。
- 技術者として研究・開発を進めるにあたり必要になる知識全般が広く盛り込まれていると感じました。
- 内容が適格・端的にご説明頂けて分かり易かったです。ありがとうございました。
- これまで漠然としていた実験プロセスの構築に対して明確な流れを示していただけて非常にためになった。
- 自分の実験の計画に対する穴や悩みを解決できそうな内容を含んでいたため、ためになりました。
- 非常に説明が分かりやすく、退屈しないような工夫もしていただいていたように感じます。教えていただいたことを活かせるように早速実践して参ります。
- 実験とは何か改めて考える良いきっかけになりました。
- 実験の進め方について、分かっていない部分や分かっていても実行できていない部分があったことを認識できました。これからの業務に活かしていきます。
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JRL主催セミナーはセミナー会社等との共催では含まれない、実施されない
・追加の内容、解説
・例題や演習等の追加
・講義中に実施した演習の回答に対するコメント、アドバイス
・お申込みがお1人でも原則として開催(中止による面倒な事務処理が不要)
が含まれ、より詳細に深く学び、実務での活用を促進することができます。
また、主催セミナーだけの特別受講特典も利用することが可能です。
実施日 |
2023年9月6日 10:30-16:30 |
実施方式 |
Web配信(Zoom) |
受講料 |
49,500円(税込み、テキスト付)
・受付メール送信後のキャンセルは原則不可となりますので、ご都合が悪くなった場合には代理手配等をお願いします(その場合には事前にご連絡ください)。 |
講師 |
ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹 |
備考 |
【ZoomによるLive配信】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・お申し込みにあたり、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途受講用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご受講ください。
・リアルタイムで講師へのご質問も可能です。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。 |


主な対象 |
・研究開発の実務担当者(若手、中堅)
・指導するリーダー、管理者
・新入社員、若手
など
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修得できること |
・実験の考え方
・実験計画の立て方
・実験実務のノウハウ
・実験記録の方法
・研究者、技術者に必要な考え方
など |
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特徴
- マネジメントとは何かという基礎から実践まで解説
- 人が育つマネジメントの考え方と方法
- 部下を自律的に考え行動させるマネジメント
- 成果を出すマネジメント
- 組織のシナジーを生み出すマネジメントの方法
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主な内容
【イントロダクション】 |
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実験と開発 |
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開発とは何か |
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三つの壁 |
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実験と思考 |
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実験≠R&D |
【実験の基本と心得】 |
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そもそも実験の前に |
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実験の本当の意味 |
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実験の基本プロセス |
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ピラミッドストラクチャー |
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実験の種類 |
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実験を始める前のポイント |
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実験中の心構え |
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実験終了後 |
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実験、研究の心得 |
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Perfect Close |
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実験が上手くいかない時への対応 |
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実験の絶対的タブー |
【実験シナリオの考え方】 |
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シナリオメイク |
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何が必要か |
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実験とは何か |
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実験ストーリーの考え方 |
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開発シナリオと実験ストーリー |
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良くあるパターン |
【目的と目標】 |
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目的の確認 |
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目的と目標 |
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目的の構成要素 |
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目標の条件 |
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実験の目的と目標 |
【仮説思考による研究開発と問題解決】 |
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仮説とは何か |
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仮説が必要な理由 |
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仮説の検証と実験 |
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仮説の考え方 |
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仮説構築のプロセス |
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仮説の変換 |
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仮説の精度と確度 |
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仮説の精度を決めるもの |
【実験を考えるとは】 |
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実験の検討要素 |
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開発・実験技術 |
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プロセスへのアプローチ |
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解析、まとめの構成 |
【実験の考え方】 |
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実験において考えること |
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実験を考えるとは |
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実験3要素 |
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3要素から実験へ |
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実験方法の考え方 |
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実験マトリクスの考え方 |
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実験条件の考え方 |
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条件範囲の設定 |
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実験計画法の意味 |
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実験パラメータの選び方 |
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実験パラメーターに関する追記 |
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パラメーターの範囲 |
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対照データの選び方 |
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結果の使い方 |
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良くあるパターン |
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【実験計画の考え方】 |
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計画の考え方 |
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時間配分の考え方 |
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優先順位 |
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適切なマルチタスク化 |
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見直し |
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マージンタイム |
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チャートで可視化 |
【情報収集の考え方と方法】 |
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情報とは |
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情報の条件 |
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2種類の事実 |
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情報の考え方、扱い方 |
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情報収集を始める前に |
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多面視点 |
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情報の意味と価値 |
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情報収集のゴール |
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基本フロー |
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二つの調査 |
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文献検索のポイント |
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文献の読み方と資料整理 |
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情報レベル |
【結果(データ)解析】 |
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データ解釈における認知バイアス |
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観点の重要性 |
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アウトライヤー |
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相関解析と軸の取り方 |
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相関解析の注意点 |
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情報次元の拡張 |
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5大解析視点+1 |
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データの伝え方 |
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数字(データ)の取り扱い |
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実験情報とは何か |
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【実験誤差、精度】 |
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正確なデータを得るために |
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AccuracyとPrecision |
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真値と測定値 |
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信頼性管理 |
【実験ノート】 |
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実験ノートの役割 |
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実験ノートに書くこと(項目) |
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実験ノート=実験の作業記録? |
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修正・加筆・削除 |
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偉人の実験ノート |
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データの保存(参考資料) |
【開発・実験のための思考法】 |
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思考とは |
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アウトプット志向 |
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目的志向 |
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思考のポイント |
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逆走型思考による実験の考え方 |
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ロジックの条件 |
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失敗からのリカバリー |
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失敗の価値 |
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認知バイアスの罠 |
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目利き力 |
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概算力 |
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アイデアの源泉 |
【まとめ:研究者の心得】 |
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4つの基本力 |
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研究者の成功要素 |
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やってみなければ分からない? |
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知識と知恵 |
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イノベーションを生む発想と行動 |
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実験の神髄 |
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研究開発フロー |
【まとめ】 |
【質疑】 |
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