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コンサルティング、セミナー実績例(研究開発関連)

 

 ここでは、過去のコンサルティングの事例の中から、代表的な研究開発関連について書かせていただいております。ただし、秘密上の問題から詳細については記載できないことを御容赦ください。

研究開発関連

接着不良原因の究明と対策

 特定の条件下で発生した接着不良について、発生状況の確認方法、最適分析方法の検討と実施、そして、分析結果に基づく原因究明を行いました。そして、その結果をもとに、製造工程のプロセスごとの検証、使用状況の確認等を行い、改良対策についてご提案させて頂くことで、接着不良の解決に至りました。

スケールアップ、連続生産化課題の解決

 開発現場で度々目にする状況である、ラボ実験では実証できるのに、開発フェーズに入ると問題が発生するという事例(ここでは、バッチスケールのアップまでは問題なかったのですが、連続生産に入ると問題が発生するというものでした)について、コンサルティングを行いました。どうしても、当事者だけでは気づかないことがあります。それまでの実験経過を全て見直すと同時に、開発設備の検証などを行うことで、ある条件が設定通りに実現できていないことを明らかにしました。さらに、その設定がラボでは可能でも、現在の生産設備では難易度が高いことを明らかにして、異なる制御方法をご提案することでスケールアップと生産安定性を向上できました。


UV劣化原因の解明と対策

 UV劣化では様々なことが起こります。例えば、樹脂の脆化などもその一つです。この事例では、経年使用によって樹脂が脆化して強度低下を起こしてしまうというものでした。劣化品を詳細に分析することによって、その原因がUVだけでなく、水分が大きく関与していることを明らかにしました。さらに、それによって生じた劣化成分がさらに母材劣化を加速していることが分かりました。この結果をもとに、ある官能基部分の変更と、添加剤を変更することで、樹脂寿命を大きく伸ばすことに成功しました。

変色(黄変)原因の解析と対策

 変色問題は大変難しく、その原因特定はもちろん、対策は極めて難しいものです。この事例では、透明樹脂の黄変について、発色原因となっている物質を特定し、そこから変色の原因物質を明らかにしました。その結果をもとに、ある添加剤が原因であり、その部分構造を変更することで改善できることを見い出して提案し、黄変が解決しました。

新規ナノ粒子開発のためのシーズ調査とコラボコーディネート

 技術シーズは必ずしも社内にだけあるわけではありません。しかし、社内でもそうであるように、社外になればなおのこと玉石混合です。また、時には秘密保持のためにその技術に自分たちが興味を持っているということすら明かしたくないこともあります。最近では、産学連携室のような存在がコーディネートをすることもありますが、利用するとわかるのですが、現役から退いて長い企業OBや過去のネームバリューばかり先行している人たちとは話が合わないことも多いものです。そんな時に、代理人としてシーズを持つ相手とコンタクトしてコーディネートするのがJRLの役割です。この事例は、クライアント様と、あるベンチャー企業との間で、後処理技術に関する技術移転についてのコーディネートさせていただきました。

粒子分散技術の調査と技術導入コーディネート

 実は無名の小さな会社や地方の大学など、一部にしか知られていないがためにメジャーになっていない、自分たちが探して求めている技術が埋もれていることは珍しいことではありません。この事例では、様々な調査によって目的に合致した分散技術を見つけ出して提案することによって、商品化のために大きな障害になっていた分散性を向上することに成功しました。

開発品の特許化コンサルティング

 どんな技術も、実用化、商品化と同時に権利化しなければ利益を得ることはできません。権利化においては、特許事務所の存在が極めて大きなものとなります。しかし、技術分野に詳しいと言われる特許事務所であっても、開発者には及びません。また、開発者の方も権利化という視点で技術を見ることは得意ではありません。そんな時に、間に入って両者の整合を取ることで、技術の深く広い権利化を実現してきました。

展示会(中小企業展、環境展など)出展プロデュース

 情報は発信して初めて存在を得て、存在は認知されて初めて「生」を受けます。どんなに素晴らしい技術も、その表現の仕方ひとつで価値は大きく変わります。しかし、得てして開発者、当事者は思いが強すぎて気付かない内に独りよがりな情報発信をしてしまい、また、埋もれた価値に気付かないものです。この事例では、なかなか羽ばたくことができなかったリサイクル技術について、新たな翼(価値)と表現をご提案することで、展示会でそれまでにない反響を得ることに成功しました。

ハイブリッド材料の研究と用途開発コンサルティング

 これも一つの「死の谷」と呼ばれるものですが、技術シーズとしては素晴らしく、苦労して完成させたにもかかわらず、商品化に至らず埋もれていく技術は少なくありません。開発当初は、ニーズ調査も行って出口を想定して開発していても、時間の経過とともに情勢が変化することもあります。そんなとき、時には技術のダウングレードも必要になります。しかし、開発した技術への思いがそれを邪魔することもあります。この事例では、当初目指した光学用途ではなく、別のある用途を見つけ出して提案することで商品化採用への道を作ることができました。

この他にも、

  • UV硬化樹脂の開発
  • 光学薄膜(AR)の開発コンサルティング
  • 高耐久性樹脂の新規開発コンサルティング
  • プラズマ処理プロセスの開発コンサルティング
  • 生体適合材料の開発コンサルティング

や、これら以外の多くの事例について技術コンサルティングをさせて頂くことで、様々なご要望にお応えしてきました。
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