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分析会社・分析外注活用のために −分析会社の得手・不得−

 
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 現在、分析を受託するいわゆる分析会社は大小含めて数多くの企業が存在します。その中から、自分の欲する情報を得ることができる最適な依頼先を見つけることは容易なことではありません。あなたは、なんとなく大手であれば、名前に馴染みがあれば安心だろうという安易な理由で選んでいないでしょうか。

 確かに、一つの傾向として、分析会社の場合、小規模な所よりも大手の方が有利であるということは言えることが多いのは事実です。その理由はいくつかがありますが、一つは別項でも述べている装置導入に必要な資金の問題です。そして、もう一つは大手の方が様々な分野に対応できるであろうという期待です。

 しかし、必ずしも大手、または、有名な企業名を冠していれば良いというわけではありません。現在ある分析会社のほとんど、特に中規模以上の分析会社は、独自に創業したものではなく、親会社を持っており、かつては親会社の分析部門でした。現在においても、親会社からの依頼以外で成立できる分析会社は皆さんが想像する以上に少ないのが現実です。したがって、当然ながら親会社の意向に真っ向から対立することは難しいと言えます。もちろん、だからと言って顧客の情報を親会社に流すというようなことは、自分の首を絞めるだけですから、決して無い「はず」です。

 とはいうものの、このような背景からどうしても親会社の影響を受けてしまうのも否定できません。すなわち、親会社の事業に役立つ方向に向く、言い換えるなら、設備や人材についても親会社の事業との関連が深いものが優先されることがあるのはいたしかたありません。ただし、決して、親会社の事業にシフトしていることが悪いということではありません。
 例えば、親会社が化学系メーカーであれば、どうしても有機系の分析に軸足が置かれる事になります。ただし、逆に言えば、親会社の事業に関係が薄い分野の分析はメニューとしてはあっても、どうしても手薄になる傾向は見られます。すなわち、一般的な傾向として、親会社の事業分野に関係する分析メニューについては得意なことが多く、逆に、親会社の事業分野と無関係な分析メニューについてはそれなりであると想像できます。視点を変えると、得意分野を持っているということですから、依頼する側がきちんとその点を見極められれば良いことです。

 もちろん、親会社の庇護が無くても成立している分析会社もあります。また、親離れしているかどうかは別にして、幅広い分野に強い分析会社もあります。しかし、多くの場合、得意分野にはある程度の偏りが生まれてしまうのは仕方がありません。従って、前述の通り依頼するときにはそれらの得意分野を見極める必要がある、となるのですが、それらを見極めることは容易ではありません。もちろん、分析メニューを見ただけでは判別することは困難です。ただ、言い換えると、上手く得意分野の分析を選んで依頼すればとてもレベルの高い結果を得ることが期待できます。

 重要なことは、依頼する側が分析会社にも得手不得手があり、決して会社規模やネームバリューだけで選択するのではなく、力量を計った上で依頼することが重要だというだけです。

 しかし、現実には口で言うほど簡単なことではありません。通常考えれば、問い合わせがあり、そのメニューを持っていれば、実はそれはあまり特異ではありません、とは誰も言いたくありません。しかし、貴重な予算と時間、サンプルを使って行う依頼分析なのですから、最適なところを選択することが必要です。

 そんな悩みに答えるために、JRLは存在しています。

 

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